2021年5月21日金曜日

ハーフタイムシャッフル?!

 今、「Scarlet Wind」のリビルド計画を実行中です。

これ、随分昔の曲なのですが、かつてはボクの曲の中で非常に評判が良かったにもかかわらず、「えいてぃ~ず」では視聴回数最低クラスとなっています。

何でかな~?、でも時代も変わったしイマドキはこういうのウケないのかな~?とも思いましたが、冷静に今回録ったテイクを聴き直してみると....アレ?なんかノリが変...

この曲、いわゆる「ハーフタイムシャッフル」というやつで、8分まではON、16分からハネるというノリの曲ですが、今回の「Scarlet Wind」のテイクではハネ方がぎこちないんですよね。で、打ち込みデータをMIDIエディタで開いて中身を確認しました。

見たところ問題ないような気がしましたが、問題の16分の部分は3連符で打ち込んでありました。シャッフルなのだから、解釈としてはもちろんこれで合っているわけです。

いわゆる「シャッフル」と「スイング」は違うよ、ってやつですが、わかりやすく8分で言うと、3連符の中抜きがシャッフル、符点8分と16分の組み合わせがスイングですね。


まあスイングに関しては厳密に言うともっと細かい表現が必要ですが、シャッフルとの対比で言うとそんな感じですね。

で、今回の「Scarlet Wind」は「ハーフタイムシャッフル」のつもりで作ったので3連符で合っている、と...

でも、じゃあ何でノリがぎこちないんだろう...

YouTubeにもニコ動にも載せている曲に「Without you」がありますが、これもハーフタイムシャッフルなのですがノリ(ハネ方)に違和感はないんですよね。

で、もしかしたらこの曲(Scarlet Wind)ってそんなにハネさせない方がいいのかな、と思い、16分3連符の設定を符点16分と32分の組み合わせにしてみたところ...

思った通りのハネ方になりました!

要はこの曲は「ハーフタイムシャッフル」ではなく「ハーフタイムスイング」なのですね(そんな言い方は普通しませんが...)。

「Scarlet Wind」はこれまでずっとバンドでやってきていて、今回はじめて打ち込みをしたわけなのですが、ここに来てこんなラジカルなことがわかってしまいました...

というわけで、今、全音源打ち込み直している最中です。せっかくなので動画もリニューアルし、改めてアップし直す予定です。


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